かめたそのVG日記

ヴァンガードのデッキレシピの紹介やカード考察、大会の結果報告などを行ってます

【ロイヤルパラディン】デッキ解説⑵

みなさんどーも!こんばんは、かめたそです。

前回は【ロイヤルパラディン】の特徴と、主要なカードの説明をして終わりました。

今回はデッキの各カードの細かい解説と採用理由について書いていきます。

 ・グレード3

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《騎士王 アルフレッド》

スキルで《ブラスター・ブレード 》をデッキからスペリオルコール出来ます。また、リアガードに《ブラスター・ブレード》がいると自分のターン中、パワーが+10000されるため単騎でもパワー23000となり、15000ガード以上を要求することが出来ます!

フォースの置き方に関してですが、Vに置いて自身のスキルを合わせて単騎パワー33000で確実に相手の手札を削ってもいいですが、基本的にはRに置いてVとフォースを置いたRの二箇所での要求値を上げた方がいいと思います。

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《ソウルセイバー・ドラゴン》

全体強化が出来る上に、イマジナリーギフト:フォースを持ってるのでめちゃくちゃ強いです…《ブラスター・ブレード》で点を詰め、《騎士王 アルフレッド》でガード値を削った後に使うことで、3ライン全てを高いパワーラインに押し上げるので、一度スキルを使えばほぼゲームエンド確定まで持って行けます。

一応、自身もソウルチャージが出来ますがタイミングがこのユニットのアタック時であるため、タイムラグが生じてしまう点にのみ注意しましょう。

4枚必須というわけではありませんがスタンダードの【ロイヤルパラディン】ではこのカードをサーチする手段が無く、デッキから引いてくるしか無いため、4枚デッキに投入しておいた方がいいでしょう。

・グレード2

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《ブラスター・ブレード 》

リアガードを4枚展開することで☆2でアタックすることができるため、相手のダメージを詰めて短期戦に持ち込む上でとても重要です。

また、《騎士王 アルフレッド》のスキルでデッキからパワー+5000した状態でスペリオルコールすることが出来るため、パワー8000のグレード1でブーストするだけで手軽に15000要求のラインを1つ作ることが出来るため、基本的にいつ引いても強いカードだと言えます。

一応、相手の前列リアガードを退却させるスキルもありますが、コストとしてソウル1枚を払う必要があるため、使うときは《ソウルセイバー・ドラゴン》によるゲームエンドが1ターン遠のくことが多いので注意しましょう。

「ソウルセイバー」で決め切ることが出来なく、長期戦にもつれた時などには重宝するので、残したままターンを返すと厄介なユニットがいる時にのみ使うように心掛けましょう。残すと厄介なユニットとしては

対【ロイヤルパラディン】の《ブラスター・ブレード》

理由:Rにいると相手の「アルフレッド」にパワー+10000が適用されてしまうから

対【オラクシンクタンク】の《CEO アマテラス》

理由:相手がデッキトップを確認する度にガードする際の要求値が上がってしまうから

などが挙げられます。

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《ハイドッグブリーダー アカネ》

登場時にデッキから《ぽーんがる》をスペリオルコールすることが出来るので、確実にラインを1つ作ることが出来ます。また、〈ハイビースト〉にブーストされることでパワーが+3000されるため《ぽーんがる》とのラインなら最低でも21000となります。

しかし、この数値はグレード3に対するガード要求値が10000といまひとつで、後半になるとフォースを置いたRにコールするなどの工夫が必要となってきます。それでも序盤から使える展開要員として《ブラスター・ブレード》の補助が出来るため、【ロイヤルパラディン】では必須カードです。

 

《文武の賢者 ジャーロン》

自分のリアガードが3体以上いると単騎パワー15000でアタック出来ます。パワー8000のグレード1でブーストするだけで手軽に15000要求のラインを1つ作ることが出来るため、デッキのパワーを底上げしてくれる1枚と言えるでしょう...

・グレード1

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《小さな賢者 マロン》

使用出来るタイミングに微妙な違いがあるものの、やってることは1枚ドローし、コールによる手札の損失を補い、自身のパワー+3000と同じであるため《ナイトスクワイヤ アレン》と仕事がカブりますが、両方ともフル投入です!

こちらは退却させられない限り毎ターン確実にアドバンテージを得られるのが魅力ですね。

 

《ぽーんがる》

「 アカネ」でデッキからスペリオルコール出来る上に、登場時スキルでソウルチャージが出来ます。一応、ソウルチャージでトリガーがソウルに置かれると自身のパワーが+5000されるので、パワー13000のブースト要員とすることが出来ます。

こちらのパワーアップは運任せなので、あまり期待しない方がいいでしょう。

しかし、「アカネ」のスキルでスペリオルコールすればソウルチャージを行い「ソウルセイバー」のスキルを使用する布石になりながら、そのスキルのパワーアップ先を準備出来るので、「アカネ」と共に必須カードと言えるでしょう。

 

《ナイトスクワイヤ アレン》

このカードは《小さな賢者 マロン》と比較すると、奇襲性があるために序盤では活躍します。しかし、終盤になると盤面が固まってきて、スキルが使えるタイミングが限られては来ますが他に入れるカードも無いので、4枚入りますね...

 

《薔薇の騎士 モルガーナ》

このカードは、ソウルを貯めつつ盤面を整えて《ソウルセイバー・ドラゴン》に繋ぐという、このデッキの大まかなプランとは噛み合っていません。

しかし、他の候補である《ういんがる》や《急進の騎士 アニル》と比べると1枚で機能する上に、終盤に引いても腐りにくいことから、活躍する場面がワンチャンあるカードです。

一応、ヴァンガードがグレード3のときに「マロン」や「アレン」とラインを作り、スキルを使用すれば17000+11000で28000のラインが作れるので、フォースを置いたRで使えば30000要求が取れます。

 

 

最後にトリガー配分についてですが、【ロイヤルパラディン】はデッキからのスペリオルコールなどで展開には困らない反面、スキルで自身の☆を上げれるユニットが《ブラスター・ブレード》しかいないため、☆は多く採用していないといざという時に引ける確率が下がってしまうため、最も基本的な☆8:引4:治4の配分が最良だと思います。

 

以上、【ロイヤルパラディン】のデッキレシピと各カードの採用理由について、2回に渡り解説してきました。

総合的に評価して、高火力でミッドレンジ戦術を仕掛けることで主導権を握れる上に、手札の消費を抑えながら質の高いパワーラインを展開できることから持久戦になってもしっかり戦うことができ、「ソウルセイバー」というフィニッシャーに繋ぐことが出来る点が魅力だと思いました。 

今回はここまでとなります。

ご閲覧ありがとうございました、次の記事でお会いしましょう!!

 

【ロイヤルパラディン】デッキ解説⑴

みなさんどーも!かめたそです。

スタンダード環境初のエキスパンションである「結成!チームQ4」が発売されて早3週間...私は発売直後に【ロイヤルパラディン】と【オラクシンクタンク】を組んで回していたので、この2クランについて解説をしていきたいと思います。

スタンダードのロイヤルパラディンはイマジナリーギフト:フォースを持っており、クラン特徴であるデッキからのスペリオルコールも健在です。また、リアガードを展開した時に1枚ドロー出来るカードの登場により、手札消費を抑えつつ質の高いパワーラインを作りやすくなっています。

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《騎士王 アルフレッド》はデッキから《ブラスター・ブレード》をスペリオルコールするスキルと、《ブラスター・ブレード》がリアガードにいるなら自身のパワーが+10000されるスキルを持っているため、スペリオルコール&パワーラインの増強というロイヤルパラディンの特徴を端的に表現した1枚と言えるでしょう...

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《ブラスター・ブレード》自身も強力で、リアガードが4体以上であれば☆+1されるため、序盤からダメージレースで優位に立つか、ガードを強要して相手のリソースを削ることが出来るので、ゲームの主導権を握りやすいです。

 

〜デッキレシピ〜

《騎士王 アルフレッド》x4

《ソウルセイバー・ドラゴン》x4

 

《ブラスター・ブレード》x4

《ハイドッグブリーダー  アカネ》x4

《文武の騎士 ジャーロン》x4

 

《小さな賢者 マロン》x4

《ナイトスクワイア アレン》x4

《ぽーんがる》x4

《薔薇の騎士 モルガーナ》x1

 

《幸運の運び手 エポナ》x4

《ふろうがる》x4

世界樹の巫女 エレイン》x4

《閃光の盾 イゾルデ》x4

《ぐらいむ》x1

 

《ブラスター・ブレード》の条件を満たすためには《ハイドッグブリーダー アカネ》のようなスペリオルコールによりボードアドバンテージを1枚増やせるカードを使うのがセオリーでしょう...「アカネ」でスペリオルコール出来る《ぽーんがる》はスキルでソウルチャージが出来るため、このデッキのフィニッシャーである《ソウルセイバー・ドラゴン》への布石にもなります。

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《ソウルセイバー・ドラゴン》のスキルは容易に発動出来るものではありませんが、使用すれば自分のユニット6体にパワー+15000で全ラインが最大でパワー+30000されるので、一気にゲームエンドに持ち込む事も出来ます。こうした明確なゴールがあり、そこに向かってゲーム運びを組み立てる事が出来ることがこのデッキの最大の魅力ではないかと私は思います。

また、こうしたゲーム運びの組み立てで重要なのがドロー加速です。ロイヤルパラディンには《小さな賢者 マロン》のような条件を満たせばドロー出来るカードがあるので、コールによる手札の損失を補いつつ、「ソウルセイバー」によるゲームエンドのために必要なカードを引きに行けます。

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以上、【ロイヤルパラディン】の概要でした。次回は各カードの細かい解説と採用理由などについて書いていきたいです。

ご閲覧ありがとうございました、次の記事でお会いしましょう!!